「サイクリーパー」シリーズで一番分離率が高く、人気のある3型の作り方を公開します。

正しく作ればこれだけの分離性能を発揮します(分離率90~98%)

材料
制作手順
1.塩ビ部品の加工
旋盤で塩ビ部品の内径を広げます

サイクロン部に塩ビ部品を接着します

2.ペール缶の加工
25mm口径サイクロン:直径80mmと5mm

32mm口径サイクロン:直径100mmと5mm

穴あけに使う工具
色々ありますが、剛性や切れ味の点で下記のホールソーが一番おすすめです。
M5ネジ・ナットでサイクロン部を止めます

ボンドで接着します


ホースと掃除機アダプターを繋げて完成
使用方法


予備ホースを購入することで、このように掃除機へ接続させることも出来ます。
制作における注意
1.ホース接続部の構造について

推奨:PVC(塩ビ)部品


非推奨:多段ホースコネクター


市販されているホースコネクタを使用すると加工なしで接続できるため楽なのですが、ただでさえ25mmの狭い内径をさらに狭めることになります。結果、吸引力が弱くなりゴミも詰まりやすくなります。
そのためサイクロン部に対して外から被せる構造にすることを推奨します。
2.使用するペール缶について
非推奨:通常ペール缶

ゴミが詰まってしまったときに潰れやすい
推奨:強化ペール缶

ゴミが詰まってしまっても潰れにくい
通常のペール缶を使っていた頃、お客様からゴミが詰まった際に掃除機の吸引力でペール缶が潰れてしまうという報告を何度も頂きました。そこで弊社はペール缶の製造メーカーから、一般であまり流通していない強化ペール缶を仕入れて使用しています。
これにより通常のペール缶よりも潰れてしまう可能性を激減させることが出来ました。